任期満了に伴う鎌倉市長選が10日、告示された。立候補したのは届け出順に、いずれも無所属で新人の自治会長兵藤沙羅氏(46)、現職の松尾崇氏(48)、新人の元市議会議長中沢克之氏(55)の3人。立候補の意向を表明していた新人の1人は出馬を辞退した。
4期目を目指す松尾氏の3期12年の市政運営に対する評価が主な争点となる。投票日は17日で、即日開票される。
兵藤氏は自校式オーガニック給食実現や地域コミュニティー力強化を掲げる。
松尾氏は国・県などと連携したコロナ対応や、災害対策の推進を訴える。
中沢氏は税金の使途見直しやコロナ禍を踏まえた事業者支援を主張する。
9日現在の選挙人名簿登録者数は15万1302人(男7万640人、女8万662人)。