キャンプ系YouTuberのFUKUです!格安キャンプギアで注目のsoomloom(スームルーム)から、「TCパップテント X-LARGE」が新発売されました。従来のテントに比べ、大きく快適に進化しておりますので実際に設営して検証します。ソロ用のパップテントをお探しの方は参考にしてください。
soomloom「 TCパップテント X-LARGE」の商品概要
激安キャンプギアでお馴染みのsoomloomから、デラックスで激安なTCパップテントが出ました!
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チャンネル視聴者さんからこの商品の存在を教えていただいて、Amazonのページを見た瞬間ポチってました……!
- 素材:T/C素材(コットン35%、ポリエステル65%)
- テントサイズ:360✕200✕118(cm)
- インナーサイズ:200(190)✕95✕103(cm)
- 収納サイズ:45✕24✕20(cm)
- 重量:7.66(kg)
金額は?!
価格はなんと、16,900円(2021年10月現在)!
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soomloomさんはとにかく安すぎなんです!
これまで何度即ポチさせられたことか……。
数えてみたら24回も買ってました!
大きさは?!
- テントサイズ:360✕200✕118(cm)
- インナーサイズ:200(190)✕95✕103(cm)
- 収納サイズ:45✕24✕20(cm)
昨年ご紹介した同じくsoomloomのパップテント標準と比較すると、基本的な構造や使っている生地、カラーリングは一緒ですが、サイドの壁が追加されて全体的なサイズが大きくなりました。
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今回のsoomloom「 TCパップテント X-LARGE」は、バンドックソロベースEXよりも幅と高さが大きくなっているとのことなので設営が楽しみです!
重さは?!
テント自体が大きくなっている分、7.66kgと少し重めです。
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バンドックのソロベースEXは5.2kgなので、重さは気になるポイントかもしれません。
soomloom「 TCパップテント X-LARGE」を開封
soomloomの「 TCパップテント X-LARGE」を設営するために、近所の公園にやってきました。まずは開封してみましょう!
収納ケースから取り出す
収納ケースの2箇所のベルトを外して、中のテントを取り出します。
ミリタリーっぽい特徴のあるグリーンですね!
付属品は?!
- テント本体
- インナーテント
- アルミ合金製のポール✕4本(長め2本、短め2本)
- スチール製ペグ(25cm/87g)✕17本
- 張り綱
- ハトメ用吸盤✕2
ペグはスチール製でしっかりとした造りです。ただし、17本で1479gもあってテント全体の重量が重くなってしまうため、ミニマルキャンパーにはネックポイントになり得ます。
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もう少し軽いペグに変えて、軽量化してみようかなと思います!
soomloom「 TCパップテント X-LARGE」を設営していく
それでは設営していきます!
▼設営手順
- テントを広げて2本のポールと張り綱をセットする
- 片側ずつ立ち上げて張り綱を調整する
- ペグダウン
- キャノピー部分を跳ね上げる
1.テントを広げて2本のポールと張り綱をセットする
テントを広げたら、2本のポール(短い方)の位置決めをして、張り綱を打ち込んでおきます。
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張り綱は長い1本がつながっているので、真ん中で縛ってあげるとそのまま使えますよ!
2.片側ずつポールを立ち上げて張り綱を調整する
3.ペグダウン
基本的なパップテントとしての形はこれで完成です!
4.吸盤のようなパーツやスカートをセット
吸盤のようなパーツをポールの上部にセットすると、ハトメからテント内に雨が入るのを防いでくれます。
冷気を遮断するためのスカートは、地面にミニペグで留めたり折り畳んだりできますので、状況に合わせて使い分けてください。
後ろ側に付いているロープをペグダウンすると、後ろのスペースを拡張可能です!
ちなみに、このテントの素材は過去に取り上げたsoomloomのTCタイプのタープやテントと同じで、程よく厚みがあり、しっかりと影ができます。火の粉への強さについては、過去に実証済みなので安心感があります。
5.キャノピー部分を跳ね上げる
ポール2本と張り綱を使って、キャノピー部分を跳ね上げます。
6.完成!
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うわぁ〜広いっ!
ハンパない基地感ですね!
屋根には垂れ幕が付いていて、サイドフラップもあるので、跳ね上げ部分から室内って感じです。去年のパップテントやバンドックのソロベースEXより広いです!
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TC素材なので、黒く濃い影ができていますね!しっかりと日光を遮断してくれています。
煙突穴やベンチレーターは付いていません。夏は閉めていると熱気がこもりそうなので、ポールをもう2本用意して、前後を立ち上げる方が涼しくて良いかも。
天井にフックが付いているので、ランタンをかけられますね。
soomloom「 TCパップテント X-LARGE」の使用感は?!
インナーテントを付ける前の状態で、中に入ってみましょう!
地べた座りしてみる
地べたに座って両手を広げてみると、かなり余裕があります。天井もゆったり快適です!
ローチェアに座ってみる
次にチェアに座って検証してみましょう。今回はDODの4段階調節可能なチェア「スゴイッス」を使用します。
もっとも低いグラウンドチェアバージョンだと、頭の上が10cm以上余裕がありました!
スゴイッスの足をひとつ追加して、高さを出してみると……、
天井と頭の間に空間ができました!
高さ110cmのソロベースでこのチェアに座るのは難しいので、+8cmの違いは大きいのではないでしょうか?
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ソロ用パップテントでチェアが使えるってスゴイ……!
soomloom「 TCパップテント X-LARGE」のインナーテントを張る&撤収!
次に、インナーテントを張ってみましょう!
1.インナーテントをテントに接続して締める
インナーテントとテントを上下左右の合計4ヶ所で接続し、調節ベルトを締めて適度な張りに調整します。
2.真ん中のフックに引っ掛ける
先ほどのランタンフックにインナーテントを引っ掛けます。
3.左右2ヶ所をペグダウン
soomloom「 TCパップテント X-LARGE」のインナーテントの使用感は?!
インナーテントは全面メッシュで、下は立ち上がったバスタブのような構造になっています。ファスナーは、左右と上の3ヶ所で広く開閉可能です。
インナーテント内部には、貴重品入れが2ヶ所。
壁が斜めになっているので広さは感じられませんが、175cmの筆者が寝るには十分!
でも、180cmの人には窮屈かもしれません……。
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広いとは言えないけれど、初代よりも5cm広がってデラックスになっているのは確か!
soomloom「 TCパップテント X-LARGE」を撤収してみる
検証が終わりましたので、撤収していきましょう!
1.インナーを外す
まずはインナーを外します。
2.ペグ、ポール、張り綱を外す
ペグとポール、張り網を外していきましょう。
3.テントを畳んでケースに収納する
テントをコンパクトに畳み、ケースに収納していきます。これで撤収完了です!
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テントの大きさの割には、コンパクトな方かもしれませんね。
soomloom「 TCパップテント X-LARGE」のメリット・デメリットをまとめます
▼メリット
- 価格が安い
- ソロには十分なデラックスタイプのパップテント
- サイドウォールやミリタリーカラーによる、圧倒的基地感!
- 設営が簡単
- 高さが118cmあるためロータイプのチェアなら使用可能
- 火の粉に強い
- TC素材により遮光性抜群
▼デメリット
- テントサイズが大きく、収納サイズはコンパクトとは言えない
- ペグが重く、全体の重量は7.66kgと重め
- 煙突穴やベンチレーターは無い
- 中国製品のため、急な品質変更や価格変動の可能性あり
soomloom「 TCパップテント X-LARGE」はコスパ◎のおすすめテント
2021年秋に新発売となりましたsoomloom「 TCパップテント X-LARGE」をご紹介しました。
この大きさで16,900円(2021年10月現在)というのは、コストパフォーマンスが高いと言えると思います。
中国製品に抵抗が無く、とにかく安くて大きめのパップテントが欲しいというソロキャンパーの方にはおすすめできるテントなので、検討してみてはいかがでしょうか?
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皆様のキャンプ道具選びの参考になれば幸いです。これからキャンプに行かれる方はお気をつけて行ってらっしゃい!
こちらの記事で紹介した内容は、動画でより詳しく見ることができます!ぜひチェックしてみてください!