【NLDS】初戦完敗のドジャース快勝 1勝1敗のタイに

【ドジャース9-2ジャイアンツ】@オラクル・パーク

シーズン107勝のジャイアンツと同106勝のドジャースによる「頂上決戦」の第2戦は、ジャイアンツ先発のケビン・ゴーズマンとドジャース先発のフリオ・ウリアスの好投によりロースコアの展開となったが、2対1と1点リードで迎えた6回表にドジャースが4点を追加。6対2と4点リードで迎えた8回表にはダメ押しの3点を奪い、9対2で快勝した。この結果、地区シリーズの対戦成績は1勝1敗のタイに。舞台は第3戦からドジャー・スタジアムに移される。

ドジャースは2回表にウリアスとムーキー・ベッツの連続タイムリーで2点を先制。直後の2回裏にドノバン・ソラーノの犠飛で1点を返されたが、6回表にコディ・ベリンジャーとAJ・ポロックが二者連続で2点タイムリー二塁打を放ち、4点を追加してジャイアンツを突き放した。その裏、二死1・3塁からブランドン・クロフォードのタイムリーで1点を返されたものの、右翼ベッツが三塁への好返球で一塁走者のウィルマー・フローレスを刺し、ジャイアンツの攻撃は終了。試合の流れがジャイアンツに傾くのを阻止する大きなプレーだった。

8回表には先頭のウィル・スミスにソロ本塁打が飛び出し、さらにマット・ベイティとコリー・シーガーにもタイムリーが出てダメ押しの3点を追加。ウリアス降板後、2番手ジョー・ケリーは1点を失ったが、7回以降はコリー・クネーベル、ブルスダル・グラテロル、フィル・ビックフォードの3人が各1イニングを無失点に抑え、9対2の快勝を締めくくった。

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