「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」(きみのようなかんのいいがきはきらいだよ)とは、月刊少年ガンガンで2001年から2010年まで連載されていた『鋼の錬金術師』に登場した、ショウ・タッカーの台詞。
意味
「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」(きみのようなかんのいいがきはきらいだよ)とは、月刊少年ガンガンで2001年から2010年まで連載されていた『鋼の錬金術師』に登場した台詞。
合成獣(キメラ)を生み出すことができる錬金術師、ショウ・タッカーの言葉。
タッカーはなぜこんな台詞を言った?
錬金術師の資格取得以降、思ったような成果が上げられず、次回の査定次第で資格はく奪の窮地に追い込まれたタッカーが、娘のニーナと飼い犬アレキサンダーの合成獣を生み出す凶行に出たことに気付いたエドワードがそれを指摘した際のもの。
また、その際に最初の合成獣を生み出すためにタッカーの妻が犠牲になっていたことも明らかになり、作品内でも屈指の胸糞展開とされている。
「勘のいいガキ」はどんなときに使われる?
ネット上では、タッカーが不都合な真実をエドワードに気付かれた際に発したことから発展して、不都合な真実を指摘する際に一連のやり取りを改変したものが多く使用されている。該当シーンのやり取り:
エドワード(以下エド)「タッカーさん。人語を理解する合成獣の研究が認められて資格とったのいつだっけ?」
タッカー「ええと……2年前だね」
エド「奥さんがいなくなったのは?」
タッカー「………2年前だね」
エド「もひとつ質問いいかな。……ニーナとアレキサンダー、どこに行った?」
タッカー「……君のような勘のいいガキは嫌いだよ」
こんな台詞を言う大人にはなりたくないものだ。