錦織、ダニエルがインディアンウェルズ2回戦敗退。青柴ペアがベスト8へ

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「ATP1000 インディアンウェルズ」での錦織圭

現地9日に行われた「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/10月7日~10月17日/ハードコート)2回戦で、世界ランキング53位の錦織圭(日本/日清食品)と世界123位のダニエル太郎(日本/エイブル)が敗れた。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じている。

錦織は2回戦で第18シードのダニエル・エバンズ(イギリス)に6-4、3-6、4-6の逆転負け。第1セットでは相手より多いウィナーを決めてミスはより少ないというクオリティの高さを見せたが、第2セットではエバンズがファーストサーブのポイント取得率100%という安定感だったために一度もブレークポイントを手にできない。最終セットでは第2ゲームと第10ゲームで2度ずつ得たチャンスを逃し、唯一のブレークポイントをモノにした相手に競り負けた。

錦織は試合を以下のように振り返った。「いい時もありましたけど、いつも以上にアンフォーストエラーが多かったかなと。ちょっといろいろ嚙み合わなかったかなと思います。第1セットでは自分のいいところができていたかなと思いますが、第2セットからは相手のラリーの流れになり、自分はミスも増えて劣勢な場面が増えてちょっとずつプレッシャーをかけられてプレーも消極的になってしまったかなと思います」

前回の大会は腰痛で棄権することになった錦織だが、現在の腰の状態は大丈夫だという。残りのシーズンで「なるべく多く試合をこなせたら」と語る錦織は、次は10月25日開幕の「ATP500 ウィーン」に出場する予定だ。

ダニエルは第16シードのライリー・オペルカ(アメリカ)と初対戦。最大時速230kmのサーブを放ってきたビッグサーバーに11本のサービスエースを決められ、ファーストサーブのポイント取得率は90%、セカンドサーブもそれも75%と高い確率でポイントに結びつけられてしまう。その結果、一度もブレークチャンスを得ることなく5-7、3-6のストレート負けを喫した。

この2回戦ではシード選手たちも登場し、第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)を筆頭にその多くが3回戦へ進出。そんな中、第28シードのドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)と第32シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)はそれぞれ世界60位のトミー・ポール(アメリカ)と世界49位のフランシス・ティアフォー(アメリカ)に敗れている。

一方の「WTA1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/10月6日~10月17日/ハードコート)では、前日に第17シードで「全米オープン」チャンピオンのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)が初戦で負けるというサプライズがあったが、この日も第5シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)、第6シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)らシード選手が姿を消している。

ダブルスに第3シードで出場する青山修子(日本/近藤乳業)/柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)ペアは、2回戦では、エイジア・ムハメッド(アメリカ)/ジェシカ・ペグラ(アメリカ)ペアに6-3、6-4で勝利。続く準々決勝では、世界49位の二宮真琴(日本/エディオン)/サブリナ・サンタマリア(アメリカ)ペア対第8シードのシャロン・フィッチマン(カナダ)/Giuliana Olmos(メキシコ)ペアの勝者と対戦する。今季すでにイーストボーンとシカゴでも顔を合わせていた青山/柴原ペアと二宮という日本人対決がまた実現するのか注目だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」での錦織圭
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)