楽天・田中将は7回7安打2失点投球 防御率2・90も後半戦は8戦勝ち星なし

田中将大

楽天・田中将大投手(32)が10日の西武戦(メットライフ)で7回打者29人に108球を投げ7安打2失点投球。勝ち負けはつかず。これで後半戦は8試合未勝利(2敗)となった。

立ち上がり制球に苦しみ3回途中6四球、2安打で2失点降板した相手先発・渡辺勇を尻目に田中は3回までわずか2安打の危なげない序盤だった。

2―0で迎えた4回、森、中村の連打で一、二塁とされ5番・外崎の犠打で一死二、三塁のピンチ。ここで栗山の遊ゴロの間に1点を還された田中はさらに7回、二死二塁のピンチでこの日の103球目、カットボールを9番・川越に中前へ運ばれ2―2の同点とされてしまう。

田中の登板試合では毎回、十分な援護のできない味方打線は8回表の攻撃で一死一、三塁の勝ち越し機を作るが、ここで茂木のスクイズが一塁ファールゾーンへの邪飛となりこれを相手捕手・森がダイビングキャッチで好捕。これで勝ち越し機は潰れ田中の勝利もなくなった。

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