巨人が今季ワーストタイの6連敗 試合後に原監督が称えた2選手とは

マツダスタジアム最終戦で巨人ファンにあいさつし引き揚げる原辰徳監督とナイン

巨人は10日の広島戦(マツダ)に1―3で敗れ、今季ワーストタイの6連敗となった。原辰徳監督(63)は敗戦の中でも、意地を見せた2選手を称賛した。

1人目は3点を追う8回に6年連続となる20号ソロを放った丸。指揮官は「今日は最初の当たりもすごくいい当たりで。だいぶ戻ってきたんじゃないでしょうかね」とこの日、3安打猛打賞の背番号8にうなずいた。不振に陥った丸への直接指導を続けてきただけに、感慨深げだった。

もう1人は育成から這い上がったリードオフマン・松原。7回の第4打席の中前打で25試合連続安打となった。1968年王貞治に並ぶ球団歴代3位タイの記録に指揮官は「う~ん。すごいね。今日だって4打席目の1本だからね」と賛辞を贈った。

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