NHK党・立花党首 不出馬・丸山穂高氏に副党首職の継続を打診「彼は有事の政治家」

立花党首(左)と丸山穂高議員

「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」(NHK党)の立花孝志党首(54)が10日、次期衆院選への不出馬を表明した副党首の丸山穂高衆院議員(37)に党幹部職の続投を要請した。

丸山氏はこの日、衆院選不出馬を明らかにし、同選への比例区は「NHK党を応援する」と明言した。8日に丸山氏と直接会談し、不出馬を報告された立花氏はこの日、「今の政界は平時。彼は平時の政治家ではない。有事の時こそ必要になる政治家。引き続き、副党首のポジションを続けてほしい」と話した。

丸山氏は「自分の時間と能力を自分のために使いたい」として、政界から一線を退くとしたが、引退は明言していない。立花氏も「やりたいことがあると言っていた。しばらくはそっちでやってもらったらいい。また彼が必要な時が来るので、その時は声を掛けたい」と話した。

NHK党は次期衆院選の比例近畿ブロック単独1位に丸山氏を擁立する予定だったが、不出馬を受け、会社役員の日高ちほ氏を擁立する方針だ。

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