【MLB】大谷翔平が今季“最も飛ばした”本塁打は? 打った瞬間外野手が諦めた143m弾

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

140メートルを超えたのは3本、右翼の看板を超えた特大弾も

今季、投打で大活躍を見せたエンゼルスの大谷翔平投手。中でも打撃では終盤まで本塁打王を争い、終わってみればリーグ3位の46本を放った。打った瞬間、誰もが確信するような特大弾もしばしば。ここでは「飛距離」の観点から、トップ5を振り返る。

○第1位 470フィート(143.3メートル) スタンド上段に消えた豪快17号

6月8日(日本時間9日)の本拠地・ロイヤルズ戦。前日7日(同8日)まで2戦連続3四球と勝負を避けられていたが、初回の第1打席で17号ソロを放った。打った瞬間に確信し、外野手もすぐに諦めた一発は、スタンド上段へ消える約143メートル弾だった。

○第2位 463フィート(141.1メートル) ソーサに並んだ前半戦外国人トップ33号

7月9日(同10日)の敵地・マリナーズ戦。3回1死で迎えた第2打席で、通算12打数1安打と苦戦していた左腕ゴンザレスからの一発。前半戦での33本塁打は、通算609本塁打を放っているサミー・ソーサに並んで外国人トップの記録だった。

○第2位 463フィート(141.1メートル) 5勝目の翌日に右中間への特大36号

7月26日(同27日)の本拠地・ロッキーズ戦で、メジャー自己最多の5勝目を挙げた翌日の27日(同28日)。5回の第3打席で、右中間へ飛距離約141メートルの特大アーチを放った。

○第4位 459フィート(139.9メートル) 7戦7発、松井秀喜に並んだ日本人最多タイの31号

7月4日(同5日)本拠地オリオールズ戦。2004年に松井秀喜(ヤンキース)が記録した日本人シーズン最多の31本塁打に並んだ一発は約140メートルの特大弾。前日には1試合2敬遠など勝負を避けられていたが、打撃を崩さなかった。6月27日(同28日)の敵地・レイズ戦から7戦7発の活躍を見せた。

○第5位 453フィート(138.1メートル) 米自身初の初回先頭打者アーチは“看板越え”

6月25日(同26日)の敵地・レイズ戦。「1番・指名打者」で先発出場すると、メジャー自身初の初回先頭打者弾を放った。打った瞬間に確信した24号は、右翼の看板を越える衝撃の打球だった。(Full-Count編集部)

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