アジャ戦〝クリア〟したSKE48・荒井優希に両国でタイトル取り&米国進出の期待

アジャコングにファイナリーを見舞った荒井優希(東スポWeb)

プロレス活動継続を表明したアイドルグループ「SKE48」の荒井優希(23)に、ビッグマッチでのタイトル取りの期待がかかっている。

9日の大田区大会では〝女子プロ界最強のレジェンド〟アジャコングとタッグ戦で対戦。必殺のファイナリー(カカト落とし)を武器に善戦するも敗れ、「中途半端な状態じゃやめられない」と2022年の継続参戦を直訴した。

東京女子を運営するサイバーファイトの高木三四郎社長は「本人たっての希望。SKEさんには何も言っていないが、僕が責任を持って話をします」と覚悟を受け取った。くしくも来年3月19日には東京女子単独では初となる東京・両国国技館進出が決定。高木社長は同大会での荒井について「彼女はスポンジが水を吸収するかのごとくすごい勢いで成長し居場所を勝ち取った。タイトル戦? そこは期待したい」と話した。

大田区大会当日は同団体のハッシュタグが米国のトレンドワードで3位まで上昇。「これは大きなこと」とした高木社長は、昨年4月に新型コロナウイルス禍で頓挫した米国進出について「コロナが収まれば再開したい。荒井さんにももっとワールドワイドに活躍してほしい。外国人選手との試合も面白いんじゃないか」。今後は日米で注目を集める存在になりそうだ。

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