【ALDS】Rソックス勝利 リーグ優勝決定S進出に王手

【レイズ4-6xレッドソックス】(延長13回)@フェンウェイ・パーク

レイズとレッドソックスが対戦する地区シリーズは今日から舞台をボストンのフェンウェイ・パークに移して第3戦。リーグ優勝決定シリーズ進出への王手をかけた試合は延長13回までもつれる大熱戦となり、レッドソックスが6対4でサヨナラ勝ちを収めてリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。レッドソックスは延長13回表にラッキーな形でレイズの勝ち越しを阻止。その裏にクリスチャン・バスケスがサヨナラ2ラン本塁打を放った。

初回にオースティン・メドウズの2ラン本塁打で先制を許したレッドソックスは、カイル・シュワーバーが初回先頭打者アーチを放ち、3回裏にエンリケ・ヘルナンデスとラファエル・デバースのタイムリーで逆転に成功。5回裏にはヘルナンデスのソロ本塁打でリードを広げたが、8回表にワンダー・フランコのソロ本塁打とランディ・アロザレーナのタイムリー二塁打で同点に追いつかれ、試合は4対4のまま延長戦に突入した。

レッドソックスにとって大きなプレーとなったのは13回表二死1塁からレイズのケビン・キアマイアーが放った打球。これがタイムリー二塁打となり、レイズが勝ち越したかと思われたが、フェンスに跳ね返った打球が右翼手のハンター・レンフローに当たってスタンドイン。エンタイトル二塁打の判定となり、レイズの一塁走者の生還は認められなかった。そして、その裏にバスケスの2ラン本塁打でサヨナラ勝ち。4イニングを無失点に抑えたレッドソックス7番手ニック・ピベッタの好投も光った。

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