九州高校野球長崎県大会 海星と長崎日大が決勝進出 代表権獲得 

【準決勝、諫早農-長崎日大】8回裏長崎日大2死一、三塁、河村が中越え2点三塁打を放ち塁上でガッツポーズ=県営ビッグNスタジアム(左)、【準決勝、海星-創成館】7回表海星1死一、二塁、田川が右前へ適時打を放つ=県営ビッグNスタジアム

 第149回九州地区高校野球県大会第9日は9日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで準決勝が行われ、海星と長崎日大が決勝に進んだ。両校は春の選抜大会(甲子園)への重要資料となる九州大会(11月6~12日・鹿児島)の出場権を得た。海星は11季ぶり43度目、長崎日大は2季ぶり24度目の九州大会となる。
 海星は創成館に13-6の七回コールドで快勝。初回に西村と峯の適時打で2点を先行すると、2-2の四回に相手守備の乱れに乗じ、森の右中間2点二塁打や西村の中犠飛などで6点を勝ち越した。直後に反撃されたが、六回に田川の中前打で1点、七回に丸本、田川、牧の長短適時打で4点を挙げて勝負を決めた。
 長崎日大は諫早農に9-5で逆転勝ち。2-0の五回、諫早農に5安打を許して5点を奪われたが、六回に勝野と岩野の連続適時打で1点差に迫り、七回に百武の左翼線3点二塁打で再び試合をひっくり返した。八回に河村の中越え2点三塁打で突き放すと、七回から救援した左腕川副が無失点でしのいだ。
 最終日は10日、ビッグNで創成館-諫早農の3位決定戦(9時30分)と海星-長崎日大の決勝(13時)を実施する。

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