音喜多駿議員が生方議員の“拉致被害者は生きていない”発言を批判「吐き気がするほど最低」

音喜多駿氏(東スポWeb)

参議院議員の音喜多駿氏(38)が11日、ツイッターで、立憲民主党の生方幸夫衆議院議員(比例区代表南関東ブロック)が、北朝鮮による日本人拉致被害者について「被害者は生きていない」と発言したことを批判した。

生方氏は、9月23日に千葉県松戸市で行った会合で「日本から連れ去られた被害者というのはもう生きていない」と発言。被害者の一人、横田めぐみさんについて「生きているとは誰も思っていない」「客観的情勢から考えて生きていたら帰す。帰さない理由はない」と持論を展開した。

この発言に音喜多氏は「吐き気がするほど最低の発言」と厳しく批判した上で「これが立憲民主党の公式見解とは思いたくないが、比例選出議員なのだから党も説明を早急に行うべきです。多くの政治家は、拉致被害者の救出に向けて真剣に取り組んでいます」と猛省を促した。

拉致被害者家族会と「救う会」は11日、生方に対し、発言の取り消しと謝罪を求める抗議声明を出している。

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