カタールW杯アジア最終予選オーストラリア戦(12日、埼玉)に臨む日本代表のFW大迫勇也(31=神戸)が11日、オンライン取材に応じ、1トップとして自身に敵のマークが集中する状況からの改善を誓った。
ここまで予選3試合で1勝2敗と苦しい状況に立たされている。サウジアラビア戦ではチャンスを決めきれずに無得点だった大迫は「前の選手は得点を取れていないので、それが原因。どうしたら取れるようになるのかはチームで話し合いをしているし、選手同士でコミュニケーションは取っている」と力を込めた。
自身が攻撃の起点となる1トップを務め、各国から激しいマークを受けていることについて「真ん中を絞めてくるチームが多いかなと思う」とし「うまく変えていくべきところは変えていきたいし、その分、サイドが空いてるので対応しなければと感じている」とチームとしての戦い方も修正していく考えだ。
また、オーストラリア戦で引き分け以下ならば森保一監督の進退問題が浮上するのは避けられない。決戦に向けて「もちろん、常に結果を出さないといけない責任感はあると思う。なかなか結果を出せなかったので、しっかりと切り替えて良い準備をすること。しっかりと点をとってチームを勝たせるようにすることしか考えていない」と意欲を語っていた。