プチ断食で脂肪を燃やす!「オートファジー」を活性化して痩せるコツ

おはようございます。朝美人アンバサダーで、ダイエット講師岩瀬結暉です。

以前、体内の「脂肪燃焼工場」である『ミトコンドリア』を増やす運動をご紹介しました。

確かに運動をすればミトコンドリアは増えるのですが、「運動は毎日続けられない…」という方も多いですよね。そこで今日は、ミトコンドリアを増やすもう一つの方法をご紹介します。

プチ断食で脂肪を燃やす!「オートファジー」を活性化して痩せるコツ

ミトコンドリアとは?

まずは、ミトコンドリアのおさらいをしましょう。

食べた糖や脂肪は、身体の各細胞の中にある「ミトコンドリア」の中で酸素を使ってエネルギーに変えられます。ミトコンドリアは人間の細胞約37兆個すべての中に存在していて、糖や脂肪を燃やしてエネルギーに変える「工場」のような働きをします。

つまり、この工場(ミトコンドリア)の数が多くて働きが良いと、代謝の良い身体、痩せやすい身体になります。

細胞内のミトコンドリアの数は人それぞれですが、年齢と共に古くなり減少し、生活習慣などでその働きは低下します。食事の量が変わらないのに、年齢と共に太りやすくなるのはそのためです。

ミトコンドリアが古いと老化が促進する

ミトコンドリアは、酸素を使いながら脂肪や糖をエネルギーに変えていきます。

その際、古くなったミトコンドリアは、大量の活性酸素を発生させます。活性酸素とは、DNAを傷つけて細胞を老化させる原因の一つ。つまり、いくらミトコンドリアの数が多くても、古いものばかりだと老化が進むということです。

古いミトコンドリアが新しく生まれ変わると、活性酸素の量が減って身体へのダメージが少なくなり、痩せやすくアンチエイジングにもなります。

この流れを作るために必要なのが、「オートファジー」を活性化させることです。

オートファジーとは

オートファジーとは、細胞が自らを分解する自食作用のこと。ほとんどの細胞内で毎日起こっていることです。

これを活性化することで、細胞内の老廃物が一掃され、古い細胞はアミノ酸に分解され、新たなミトコンドリアが作られるのです。

オートファジーは、細胞が飢餓状態になったり、低酸素状態になった時に活性化されます。

具体的には、食事をしてから何も食べずに16時間以上経つと、オートファジーは活性化されます。つまり、流行の「プチ断食」で、ダイエットと若返りの両方が手に入るのです。

16時間も何も食べないのはかなり難しそうですが、夜20時までに食事を済ませ、翌日の朝食を我慢すれば、お昼にはもう16時間経っています。

プチ断食は、胃腸を休めるだけではなく、オートファジーの活性化として注目されていますよ。まずは、週一から始めてみてはいかがでしょうか?

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☆この連載は【毎週火曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!

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