森保ジャパン延命にスポンサーがNO! 「視聴率悪い」「人気ない」「とにかく弱い」散々な評判

森保監督に向けられるスポンサーの視線は厳しい

ボロボロの森保ジャパンにスポンサーも「NO!」を突きつけた。カタールW杯アジア最終予選オーストラリア戦(12日、埼玉)に臨む日本代表は、7大会連続のW杯出場に向けて崖っ縁に追い込まれている。森保一監督(53)への風当たりが強まる中、人気も実力もないダメダメな森保ジャパンにピッチ外からも厳しい目が向けられている。

負ければ7大会連続のW杯出場は絶望的な状況に追い込まれ、自身の解任も決定的となるオーストラリア戦。そんな大一番を前にしても、森保監督はどこまでも強気だった。

今後の日本サッカー界を展望し「世界で日本が勝っていくためにはどういうことをしないといけないのか、いろんな方面から、いろんな切り口から意見をもらいながらチーム作りをしている」と森保ジャパンが世界を相手に戦う姿を思い描いている。さらに「世界のサッカーで認められることをしていきたい。戦いを通してどのようなアプローチをしたらいいのか、日本で〝文化〟として根付くためにはどうしたらいいのか、一緒に考えていけるようにしたい」と日本代表の指揮官という立場から、日本サッカー界の未来を大局的な見地から熱弁した。

しかし指揮官の熱気とは対照的に、森保ジャパンを取り巻くムードは冷ややかだ。大手広告代理店関係者は「今の日本代表の現状に対しては、スポンサーからも率直に不安の声が出ている。視聴率も悪くて人気もなく、そしてとにかく弱い。W杯の出場まで逃したら目も当てられない。どこも高額な契約料を払っているから『日本代表はこのままで大丈夫なのか』と心配している」と指摘する。

テレビ朝日が中継した最終予選の初戦オマーン戦の平均視聴率は13・1%で、日本がW杯に出場したフランス大会以降のアジア最終予選のホーム初戦として最低の数字を記録(いずれも関東地区、ビデオリサーチ調べ)。人気は下降の一途で、さらに肝心の試合でも勝てないとなれば、日本代表に果たしてこれまでのような広告価値があるのか、疑問の声が出てくるのは当然だろう。

「企業で例えれば、会社が傾くような業績不振に陥ったらトップが責任を取るのは当然。日本代表、日本サッカー協会にもそうした目が向くことになるだろう」と同関係者。スポンサー企業はファンの声に敏感なこともあり、森保ジャパンの延命には「NO」というのが本音のようだ。

まさに四面楚歌の様相を呈してきた森保ジャパン。崩壊へのカウントダウンは進んでいる。

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