岡留(沖尚-亜細亜大)が阪神から5位指名 「信頼される選手に」 プロ野球ドラフト

 プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が11日、東京都内で行われ、糸満市出身の亜細亜大の岡留英貴(21)(沖縄尚学高出)がセ・リーグの阪神から5位指名を受けた。東京都武蔵野市の同大キャンパスで会見に出席した岡留は「力のある直球を生かし、けがをせずにチームやファンから信頼される選手になりたい」と喜びを語った。 

 180センチ、87キロ。右投げ、右打ちの投手。沖尚時代の最高成績は春の県大会優勝で、甲子園出場経験はない。パ・リーグのソフトバンクで活躍するリチャードは沖尚の同期。

 スリークオーターから繰り出す最速150キロの直球や、ツーシームやスライダーなど4種の変化球を操り、緩急ある投球が持ち味。亜大が加盟する東都大学野球のリーグ戦では先発、中継ぎといずれの登板経験もあり「(どちらの起用でも)チームに必要とされる選手になりたい」とプロで活躍することを誓った。

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