お肉の値段が上がる“ミートショック”が、じわじわと家計へ影響を与えています。牛バラ肉100gあたり約120円が、今回の高騰で約200円に上がっているなんて話も…。
ミートショックはいつまで続くのか、そして国産肉には影響があるのか。今回は、食肉事情に詳しい北海道食肉事業協同組合連合会の宮崎さんにお話を聞きました。
輸入肉の値段が高騰!ミートショックで家計に大打撃
宮崎さんによると、ミートショックは「コロナによる人員不足が原因の一つ。アメリカやカナダ、オーストラリアなども、人員不足でお肉を生産量が減っています」とのこと。
コロナ禍で工場の生産が止まるなど、食肉業界にもさまざまな影響が出ているそう。また、オーストラリアに関しては干ばつも関係しているようです。
ホクノースーパー中央店へ訪れてみると、輸入の牛バラ肉はもともと100gあたり約120円でしたが、今回の高騰で200円に値上がりしていました。
スーパーに訪れていたお客さんも「輸入のわりに高い。それなら国産を買いたい」といいます。
これからの冬、すき焼きを作るご家庭も増えますが、牛肉の値段が高いと家計への影響が気になりますね。
年明けまで続く可能性…国産肉にも影響が?
食肉事情に詳しい宮崎さんによると、ミートショックは下記のような可能性があるとのこと。
__1\. 高騰が年明け頃まで続く
2. 国産牛肉も値上がりする__
輸入肉が高いからと国産肉に注目が集まることで、結果として国産肉の値段が上がる懸念があります。
上記のような事情も踏まえた上で、今後は食卓のメニューを考えていきたいですね。
*みんテレ10月5日OAのものです