プロ野球のドラフト会議が11日、東京都内で開かれ、西日本工大の隅田知一郎投手（長崎県立波佐見高出身）は西武と広島、巨人、ヤクルトの4球団が1位指名し、抽選の結果、西武が交渉権を獲得した。県勢の1位指名は2013年の大瀬良大地投手（長崎日大高－九州共立大－広島）以来8年ぶりで、4球団競合は最多。
隅田投手は最速150キロの左腕で、変化球の精度も高い。高校3年の夏に甲子園に出場。大学進学後に大きく成長して、リーグ戦通算14勝を挙げた。6月の全日本大学選手権では上武大に0-1で敗れたが、14奪三振と好投。プロの評価を高めた。
