テレ朝・玉川徹氏「僕は番組ガチャに外れた」 若手世代にはアドバイス

玉川氏が入社したテレビ朝日

テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」のコメンテーターで同局社員の玉川徹氏が12日、「番組ガチャに外れた」と発言した。

番組ではこの日、職場で部下が上司を選べない「上司ガチャ」、上司が部下を選べない「部下ガチャ」を取り上げ、40歳前後を境に考え方に差があることを紹介した。

40歳以上の上司世代の特徴は「若い頃、経済は上り調子で、努力や向上心で生き抜いてきたが、こんな上司に対し、部下はアグレッシブ、ギラついている、野心的、野蛮だと感じている」。一方の30代以下の部下世代の特徴は「経済は横ばいで努力しても必ずしも報われない。こんな部下に対し、上司は平穏、保守的、物足りない、覇気がないと感じている」という。

コメントを求められた玉川氏は「バブルを境に世代間の違いがある。だけど下の人の方がこれから増えていくんだから、増えていく30代以下の人たちに合わせていくしかないのかなと思う」と見解。

続けて、若い世代に向けて「下の世代の人達に言いたいんだけど、平穏で保守的なその世代の中に、40代以上の人のようなアグレッシブな人がいたとしたら、その人は突出する。営業でも突破しなきゃいけない人って、自分より上の世代の人。その人たちに〝こいつは見込みがある〟と思われたら頭一個抜け出ます。その時代で突出する人が最終的には勝つんじゃないか」と見解を語った。

その上で「僕は最初、ワイドショーに配属されて、今風で言えば、番組ガチャに外れたと思いましたよ。結局、コレやってんだから。やってて意義もやりがいもあるけど、最初はガチャ外れたと思いました」と希望の部署、番組ではなかったことを明かした。

玉川氏は1989年入社で「内田忠男モーニングショー」のAD(アシスタントディレクター)を経て、その後は「スーパーモーニング」などのディレクターを務め、「ちょっと待った!玉川総研」というコーナーでリポーターを務めたことを機にコメンテーターとなった経緯がある。

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