明治安田J2第33節最終日（10日・ニンジニアスタジアムほか＝6試合）V・ファーレン長崎は愛媛に2-0で快勝した。3連勝で通算成績を18勝7分け8敗（勝ち点61）として3位を堅持。今節は上位2チームもそろって勝ったため、勝ち点差は縮まらなかった。
V長崎は前半4分、ルーズボールを拾った澤田の折り返しを植中が流し込んで先制。その植中は相手シュートで脳振とうを起こして後半18分に交代したが、代わって入ったウェリントンハットが8試合ぶりの実戦ながら落ち着いたプレーで穴を埋めた。33分には毎熊との連係から名倉がシュート。一度はGKに防がれたが、こぼれ球を自らヘディングで決めて2点差に広げた。
2位京都は相模原を2-1で振り切り、勝ち点70。19位松本は栃木に0-1で敗れ、降格圏を抜け出せなかった。
第34節は16、17日、各地で計11試合を実施。V長崎は16日午後2時から、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で4位新潟と対戦する。
