新型の遠征洋上艦 米海軍「ミゲルキース」が佐世保に停泊

佐世保港内に停泊するミゲルキース(リムピース提供)

 米海軍の艦船「ミゲルキース」が長崎県の佐世保港内に停泊している。米軍の動向を追うリムピース編集委員の篠崎正人氏によると、同艦は9日には佐世保に入港。新型の遠征洋上艦で、大型の車両や小型舟艇などを作戦海域に輸送する役割を担うという。
 同艦は全長約240メートル。米海軍は同艦について「自由で開かれたインド太平洋地域のため米第7艦隊に初めて展開し、作戦能力の向上を図っている」としている。
 篠崎氏は「米海兵隊は将来的な再編を念頭に置いている。(米海兵隊の)後方支援能力を高める試験運用のため、展開されたのではないか」と分析している。


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