『マーダーボット・ダイアリー』 待望のシリーズ最新刊『ネットワーク・エフェクト』が刊行!

ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞・日本翻訳大賞受賞で大きな話題を呼んだ『マーダーボット・ダイアリー』待望のシリーズ最新刊『ネットワーク・エフェクト』がついに刊行。 遠未来の宇宙を舞台に、 かつて大量殺人を犯したとされたが、 その記憶を消されている暴走人型警備ユニット“弊機”の活躍を描く本シリーズ。 重い過去を背負い、 自らを縛りつける統制モジュールを取り外して自立しているという秘密を持ちながらも、 人間が苦手で隙あらば連続ドラマの鑑賞に浸りたいと思っている“弊機”のキャラクターが、 本シリーズのいちばんの魅力。 “弊機”の好きなドラマになぞらえて言えば、 4つの中編からなる前作『マーダーボット・ダイアリー』が“テレビシリーズ版”だとすれば、 シリーズ初長編の本作『ネットワーク・エフェクト』はいわば“劇場版”と言える。

前作はヒューゴー賞、 ネビュラ賞、 ローカス賞などのほか日本でも第7回日本翻訳大賞を受賞するなど、 高く評価された。 また、 3度の重版がかかるなど(上巻)、 大ヒット作として刊行以来売れ続けている。 本作もネビュラ賞・ローカス賞を受賞(ヒューゴー賞候補にもなっており、 結果が出るのは12月)。 どちらも間違いのないお墨付きの作品。カバーイラストは前作に引き続き人気イラストレーターの安倍吉俊が手掛けた。 キャラクター造形を含めた作品の世界観を見事に表現したイラストは大好評。最新刊『ネットワーク・エフェクト』ならびに「マーダーボット・ダイアリー」シリーズに大注目。 本シリーズの魅力的な世界観に触れることができる、 堺三保氏の解説をWEBにて全文公開中。 こちらもチェック。

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