ロックシンガーの世良公則(65)が12日、ツイッターを更新。財務省の矢野康治事務次官が与野党の政策論争を「バラマキ合戦」と批判した問題に言及した。
世良は、矢野氏が月刊誌に寄稿した批判について、鈴木俊一財務相が「今までの政府の基本部分において反するものではなかった」という発言を疑問視。
「財務相は矢野氏を肯定し岸田政権の大規模な財政政策は否定するのか」と苦言を呈した上で「コロナ禍長期のデフレ、緊縮で傷んだ現状を救えるのは大胆な財政出動 緊縮派、経済を理解していない国会議員官僚は要らない」と持論を展開した。
矢野氏は記事で岸田文雄首相が指示した経済対策について「本当に巨額の経済対策が必要なのか。コストや弊害を含めて、よく吟味する必要がある」などと主張。財政健全化の必要性を訴えている。