【RIZIN】浅倉カンナがKO宣言「大人な女性になりたいので」 前日誕生日も忘れる 

バースデーケーキをもらい喜ぶ浅倉

格闘技イベント「RIZIN.31」(24日、神奈川・ぴあアリーナMM)で、大島沙緒里(26)と対戦する浅倉カンナ(24)が〝大人な女性〟を目指すべく、KO勝利に意欲を見せた。

DEEP女子ミクロ級、DEEP JEWELSアトム級の2冠王者・大島と対峙する浅倉は、2分間のミット打ちを公開。強化に取り組んでいるというパンチも鋭く「減量も順調で体調もすごくいい。楽しみです」と笑顔を見せた。

公開練習を行った12日は、自身の24歳の誕生日だった。「自分の誕生日を忘れていて、昨日気付いて…」と、偶然重なったことを強調すると「大人な女性になりたいので、いい勝ち方をして(24歳の)いいスタートを切りたいと思います。理想は3ラウンドフルで戦わず、KOか一本で。できればKOで勝ってみたいという気持ちもあります」と若干照れながら抱負を口にした。

相手の大島は、柔道出身で全日本ジュニア柔道体重別選手権女子44キロ級優勝の実績を持つ。昨年1月にプロ総合格闘技デビューしてから勝利を重ね、すでにDEEP女子ミクロ級とDEEP JEWELSアトム級の2冠王者に君臨している。そんな相手について浅倉は「決め力があって体も強い」と警戒。それでも「デビューして7年。8年目になるので、しっかり経験の差を見せたいです」と自信を見せた。

今年3月に浜崎朱加のスーパーアトム級王座に挑むも判定2―1で惜敗し悲願ならず。再び王座を目指しスタートを切るが、まずは快勝で再起を飾りたい。

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