総資産48兆円!世界一リッチなニューカッスルの新監督は元スターのランパード氏が有力か

フランク・ランパード氏(ロイター)

総資産48兆円超とされるサウジアラビア公共投資基金(PIF)が支援する共同事業体によって買収されたニューカッスルの新監督に元イングランド代表MFフランク・ランパード氏(43)が有力になったと英紙「サン」が伝えている。

ランパード氏は今年1月に解任されるまで、同リーグのチェルシーで監督を務めていた元スター選手で現在はフリー。同紙によると、現在指揮をとるスティーブ・ブルース監督は今週中にも解任されるとし「すでにランパードはクラブと接触している」とし「仕事を休んでいるランパードはニューカッスルを引き継ぐ有力な候補。今週にも交渉がスタートされる可能性がある」という。

もともとは昨季までイタリア1部インテルを率いていたアントニオ・コンテ氏が新監督の最有力候補だったが、コンテ氏は第3社者を通じて「準備ができていない」との理由で断ったため、ランパード氏が浮上。ただ、他にもドイツ1部ドルトムントを指揮したルシアン・ファブレ氏、イングランド・プレミアリーグのレスターを指導するブレンダン・ロジャーズ監督、同リーグのブライトンを指揮するグレアム・ポッター監督の名前の中に含まれているという。

世界一リッチなクラブとなったニューカッスルだけに、監督選考と新戦力補強の動向に世界が注目している。

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