ヒゲダンに続け 山陰発のロックバンド『シロとクロ』が2年ぶり地元ライブを開催

山陰発のロックバンドといえば、大人気の『Official髭男dism』、それにメジャーデビューが決まった『Omoinotake』。彼らの背中を追いかける、今注目の山陰発のロックバンドがいる。バンド名は、『シロとクロ』。東京を拠点に活動する彼らが2日、米子のライブハウス『AZTiC laughs』で公演を行った。

『シロとクロ』は、2015年夏に地元・山陰で結成された東京を拠点に活動する4人組のロックバンド。2018年には、COUNTDOWN JAPANの出演権がかかるオーディションで優勝した実力派だ。そんな『シロとクロ』は、松江市出身の日野遥希さんと米子市出身の阿部千樹さんにより、米子で誕生した。

バンドの結成は、高校生の頃にライブハウスで阿部さんのドラムプレーをみた日野さんが声かけたことがきっかけだったそう。そこから山陰出身の3ピースバンドとしてスタートし、去年、千葉県出身の下橋場舞人さんが加入し、現在の4人となった。

東京を拠点に活動し、年に1度は地元・山陰でライブを行ってきたが、コロナ禍で去年は中止に。この日、2年ぶりの地元ライブが開催された。本番に向けて入念なリハーサルを重ね、4組が出演するイベントがスタートした。

4人体制になり初の思い出の場所でのライブでは、パワーアップした演奏を披露。日野さんは「あの日あの頃この場所で出会ったからこそ今がある」とMCで思いを吐露。観客に思いを伝え2年ぶりの地元ライブは終了した。

ライブ後に感想を求められると阿部さんは「最高でしたね 我が地元」と嬉しそうな笑顔。『Official髭男dism』『Omoinotake』の背中をみて、「結果を残して応援してもらえるようになりたい」と今後の意気込みを語った。

そんな『シロとクロ』の新曲“Your Song”が山陰放送『テレポート山陰』のエンディング曲として決定。これからも彼らに注目したい。

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