崖っぷちの巨人がさらなる苦境に立たされている。12日の阪神戦(東京ドーム)に先発したC.C.メルセデス投手が5回途中2失点で降板した。
2回にロハス、佐藤輝、青柳の安打で二死満塁のピンチを招くと、近本に右前へ運ばれて2点の先制を許した。3、4回は無失点で抑えたものの5回に再びつかまった。先頭打者の近本に左翼線を破られ無死二塁。次打者の中野のセーフティーバントが投前へ転がり、メルセデスは猛ダッシュで捕球し、一塁へ送球した。その送球はそれて一塁がセーフ(記録は失策)となった直後、マウンドのメルセデスのもとにはトレーナーも駆けつけ、原監督は2番手・田中豊への交代を告げた。
田中豊は一死満塁まで広がったピンチをどうにか無失点で切り抜けた。