【新日本・G1】EVIL またもや東郷を介入させて1敗キープ「この俺が法律なんだよ」

後藤(下)を料理し、舌なめずりのEVIL

新日本プロレス12日仙台大会「G1クライマックス」Bブロック公式戦で、EVILが後藤洋王紀(42)を下し、6勝目を挙げた。

セコンドのディック東郷を最大限に利用した。後藤のミドルキックを掴んでレフェリーに誤爆させると、東郷との合体技マジックキラーを発射。急所攻撃は阻止され、前方大外刈りからの後藤弐式(変型エビ固め)で丸め込まれるも、東郷がレフェリーの注意を引き付けてカウントを許さない。

なおも粘る後藤のGTWからミドルキックを浴びたEVILだったが、GTRの体勢に入られたところで今度は自身がレフェリーを引きつけると、またも東郷が介入。背後からのワイヤーチョーク攻撃で絞め落とされた後藤を、無慈悲なEVIL(変型大外刈り)で沈めてみせた。

無敗街道を突っ走りマッチレースを展開するオカダ・カズチカとジェフ・コブを1敗でピタリ追走するEVILは「後藤、おとなしく寝とけばいいものをよ、無駄な体力使わせやがって。なんか文句あんのかよ。ああ? いいか、この俺が法律なんだよ。分かったか? コノヤロー。次、おとなしく寝とけよ、このクズが!」と豪語。次戦(14日、山形)のコブとの公式戦では逆転突破のために必勝が義務付けられており、あらゆる手使を使ってきそうだ。

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