【DDT】秋山準率いる「準烈」解散! 8人タッグ王座死守の谷津嘉章組はヨシヒコと防衛戦へ

谷津(右)とも攻防を繰り広げた秋山だが…

秋山準(52)率いるユニット「準烈」がまさかの解散となった。

DDTの12日の後楽園ホール大会で準烈の秋山、岡田佑介、渡瀬瑞基、岡谷英樹組が、谷津嘉章、彰人、大和ヒロシ、中村圭吾のKO―D8人タッグ王座に挑戦。準烈内での合議により「負ければ解散」をかけて臨んだ一戦で、秋山は先発し谷津といきなり激突だ。2人はじっくりレスリングを展開したが、谷津の義足式ヘッドシザースを受けた秋山が悶絶した。

その後8選手が入り乱れる混戦となるが、最後は一瞬の切り替えしが勝負の決め手となった。渡瀬が岩石落としを狙ったところを彰人に切り返され、押さえ込まれて3カウント。まさかの敗戦に準烈メンバーも呆然とするばかりだった。

試合後、秋山は「あんなチームに負けてるようじゃダメやろ、ホントに」とつぶやく。これにうなずいたリーダーの大石が、事前の取り決め通り「これで解散です」と続くと、秋山も「本家の純烈のみなさんやファンの皆さんにも応援してもらっていたから簡単に解散は言いたくなかったが、仕方ないな」と応じ、解散が決定。23日の静岡・ふじさんめっせ大会で「準烈」として最後の試合を行うことが決定的になった。

一方、試合後には大鷲透、アントーニオ本多、平田一喜、ヨシヒコが現れ、V2戦の相手に名乗り。谷津は「(防衛は)みんなのおかげだ。まさかヨシヒコ選手とやることになるとは思わなかったけど、DDTに出て気持ちに柔軟性が出た。また頑張りますよ」と次戦に向けて意気込んでいた。

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