パリ五輪への闘い開戦 素根の後輩・古賀若菜「ただ勝つだけでなく圧勝したい」

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16日に開幕する柔道のグランドスラム(GS)パリ大会に出場する女子48キロ級の古賀若菜(山梨学院大)=福岡県久留米市出身=がオンライン取材で「闘いはもう始まっている。ただ勝つだけでなく圧勝したい」とオール一本勝ちを誓った。日本勢にとって五輪後初めて臨む国際大会。古賀は3年後のパリ五輪を見据える。

初出場した6月の世界選手権で銀メダルを獲得したが、決勝で角田夏実(了徳寺大職)に一本負けして直接対決で3連敗となった。同じ階級には東京五輪銀メダルの渡名喜風南(パーク24)も君臨。同階級で3番手に位置する古賀は「倒さないといけない相手はたくさんいる。目の前の試合を大切にして優勝しないと」とライバルとの再戦まで全勝する覚悟で臨む。

福岡・南筑高の先輩、素根輝(パーク24)が東京五輪女子78キロ超級で優勝。涙を流した姿に古賀は「ずっと練習を見てきたし、たくさん努力していた。自分も同じ舞台で優勝したい」と励みにした。得意の足技に加え、攻めの幅を広げるために担ぎ技も練習しており、今大会で試すつもりだ。

日本女子の増地克之監督は「パリでの闘いはしっかり見ていく。相手に研究される中でいかに力を発揮できるか」と安定した試合運びを期待した。(末継智章)