東武鉄道は11月4日から、12系客車をリニューアルした「展望車」2両を鬼怒川線で運行する「SL大樹(たいじゅ)」と、東武日光駅を発着する「SL大樹ふたら」の客車として導入する。
新たな客車は、SLが活躍していた昭和30年代の客車をイメージし、大規模なリニューアルを施した。
座席数は64席。グループやファミリーでの利用に適したボックス席とテーブルも設置した。同社は「開閉可能な側窓のほか、車両の一部に開放型展望デッキを設置し、SLの躍動感や空気感を肌で感じていただける仕様となっている」と説明している。