ワークマンのパラコードで100均のシェラカップを格上げ! 不器用でもできる編み方をレクチャー

今回初めて、シェラカップの持ち手のドレスアップに挑戦してみました!筆者はロープワークの基本である“もやい結び”すらできないので苦戦するだろうと思っていたのですが、あまりにも簡単にできちゃったので、その方法を伝授します!使用したのはワークマンの人気商品「パラメイトロープ」。初心者でも挑戦しやすい2つの方法を画像つきで解説しますので、みなさんもぜひやってみてくださいね!

ワークマンで人気のパラコード「パラメイトロープ」をGET! スペックを紹介

筆者撮影

ワークマンから発売されているパラコード、その名も「パラメイトロープ」。迷彩柄とカーキの2色を購入してきました!

パラメイトロープは、税込み399円と破格です!

筆者もパラコードがほしいと思った時に探し歩きましたが、ホームセンターやアウトドアショップで見つけたパラコードは高くて手が出ませんでした……(と言っても1,000円ちょっとなんですが)。

それでいてカラーも渋めでオシャレです!この価格&デザインなら、シェラカップ以外にもブレスレットなども作ってみたくなっちゃいます。

キャンプ場で作ってみるのも楽しいですよね。

【パラメイトロープ スペック】

  • 材質:ナイロン(表地・中芯)
  • サイズ:4mm✕約15m
  • ロープの引張り強さ:約2.45kN(250kgf)
  • 価格:399円

シェラカップの持ち手にパラコードを巻くメリットや役割

筆者撮影

そもそもシェラカップにパラコードを巻くのは、オシャレだけが目的ではないんです

ロープを巻くことで得られるメリットがたくさんありますので、ひとつひとつ説明していきます!

(1)いざとなった時にロープを解いて使える

パラコードは、一般的なロープと違って、中に7本の紐が入っています。

この紐を解いて1本取り出して縫い物に使ったり、中の紐を抜いてロープを好みの太さに調整できたりと、応用が効くアイテムなんです!

筆者撮影

一般的には、テントのガイロープ、物干し、登山や災害時などへの備えとして使用されますが、キーホルダーやブレスレットなどのアクセサリーとして携帯することで、いざという時にほどいて使用できます!

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パラコードを色んなアイテムに巻いておけば安心かも!

(2)ぶら下げやすくなる

パラコードの巻き終わりに輪っかを作ってあげると、シェラカップをぶら下げることも可能です。ザックのカラビナに引っ掛けて携帯したり、キャンプサイトに吊り下げたりできます。

シェラカップを洗うとパラコードも濡れてしまいますので、使用後はしっかりと干しておきたいですね!

(3)熱くても持ちやすくなる

シェラカップの持ち手は金属製なので、直火にあてると熱くなります。

ロープで巻くことによって熱さを感じにくくなったり、手に当たる面積が増えることで持ちやすくなったりするメリットがあります。

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100均のシェラカップは直火NGなのでご注意ください!

(4)カッコいい!

やはり、カッコよくなるのが筆者としては最大のメリットですね。

100均のシェラカップでも高見えしますし、なんだかキャンパーとしてステップアップした気分になれるのが嬉しいです!

100均のシェラカップを格上げ! 持ち手にパラコードを巻く方法2選

それでは、シェラカップにパラコードを巻いていきましょう!

「フィッシュテイル」「平編み」という2つの編み方を解説していきます。

材料

  • パラコード(ワークマン・パラメイトロープを使用)
  • シェラカップ(ダイソーのシェラカップを使用)
  • ハサミ
  • ライター

編み方1:フィッシュテイル

筆者撮影

まずは超簡単な「フィッシュテイル」という編み方をやってみましょう!

仕上がりはスッキリとスタイリッシュな印象。

持ち手9cmに対して、170cmのガイロープを使用します。

①パラコードを170cmにカットして、中心にあたる部分をシェラカップの下に置きます。

筆者撮影

②1本をシェラカップの持ち手の間に上側から通し、反対側に引っ張ります。

筆者撮影

③キュッと締めたら、②を反対もやっていきます。

筆者撮影

④ ②〜③を右、左、右、左、と交互に繰り返して持ち手の先まで続けます。

筆者撮影

⑤持ち手の先端まで来たら、隙間にパラコードを上から下へ通します。

筆者撮影

⑥余ったパラコードを、好みの長さで結んでカットします。ほつれ止めのために、パラコードの先をライターで炙れば完成です!

筆者撮影

編み方2:平編み

筆者撮影|写真左の迷彩柄は緩めの200cm、写真右のカーキはキツめの230cmで巻いています。

次はちょっとステップアップ!

「平編み」という編み方で、「コブラ編み」とも言われています。ボリューム感があり、がっしりと力強い編み方です。

緩めに巻く方は200cm、キツめに巻く方は230cmのパラコードを用意してください。

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迷彩柄は緩めに200cm、カーキはキツめに230cmで巻いていますのでお好みでどうぞ!

①200〜230cmにパラコードをカットして、半分に折ります。輪っかになる部分にシェラカップの持ち手が入るようにセットします。

筆者撮影

②上側のガイロープで丸を作りながら、先端は下に持っていきます。

筆者撮影

③ ②で下に持っていったガイロープを左側の隙間に下から通します。

筆者撮影

④キュッと締めます。

筆者撮影

⑤ ②〜④を反対側も行います。

筆者撮影

⑥右、左、右、左と交互に持ち手の先まで続けます。

筆者撮影

⑦持ち手の先端の隙間に、ガイロープを上から下へ通します。

筆者撮影

⑧余ったパラコードを、好みの長さで結んでカットします。ほつれ止めのために、パラコードの先をライターで炙れば完成です!

筆者撮影

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【ワンポイントアドバイス】
次は右だっけ?左だっけ?と混乱しますので、「みぎ〜」「ひだり〜」とつぶやきながら作りましょう!

2つともほんの数分で作れました!

特にフィッシュテイルは簡単なので、初めての方はフィッシュテイルから挑戦してみてください。

オシャレになったシェラカップをキャンプに連れて行こう! 自宅で小物入れに使っても◎

筆者撮影

ワークマンのパラメイトロープで100均のシェラカップをドレスアップしてみました。簡単にできる割に高見えするクールな仕上がりに大満足です!

キャンプ以外にもご自宅で小物入れとして使用するのもアリだと思います。ワークマンのパラメイトロープを使えば、低コストでロープワークを楽しめますのでぜひチェックしてみてくださいね!

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