神奈川県の「安全・安心まちづくり旬間」(11~20日)に合わせ、藤沢市内を青色回転灯を装備した車両(青パト)が巡回する防犯パトロール・リレーが11日、市役所本庁舎を皮切りにスタートした。19日まで市内13地区を約30台の青パトがリレー方式で回り、特殊詐欺の未然防止などを呼び掛ける。
出発式では、鈴木恒夫市長が、藤沢西部地区防犯協会の田中隆夫会長にバトンを手渡し、「地域が心を一つにして防犯に取り組んでほしい」と訴えた。
バトンを受け取った同協会の会員らは早速、青パトに乗り込み、市中心部を巡回し、還付金詐欺などへの注意を促した。到着式は18日に藤沢署、19日に藤沢北署でそれぞれ行われる。
青パトによる防犯活動は従来、各地区の防犯協会のメンバーが集結し一斉に実施されてきたが、新型コロナウイルス感染防止の観点から今年からリレー方式で地区ごとに実施されることになった。