ARRI Rental、ラージフォーマット対応のアナモフィックレンズ「ALFA」とビンテージレンズを復活させた「Moviecam Prime」発表

ARRI Rentalは、アナモフィックレンズ「ALFA」とビンテージレンズを新設計の「Moviecam」を発表した。2つはラージフォーマット対応で、どちらの社内で開発としている。

ALFAは、ARRIレンタルと撮影監督のグレイグ・フレイザー氏との長年の関係から生まれたアナモフィックレンズ。フレイザー氏はDNAレンズの重要な協力者でもあるという。

ALFA London showreel

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ARRI Rental

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ARRI Rentalの技術者はフレイザー氏の要望に応えて、スーパー35mmセンサーサイズに対応するARRI Master Anamorphicシリーズから、より大きなフォーマットをカバーするだけでなく、さらにイメージを追求するように再設計したという。

プロトタイピングは、ARRI Rentalのもう1人の旧友である撮影監督のニコラウス・サマラー氏と共同で行い、ALFAレンズの最終的な仕様を定義したとしている。

Moviecamは、1970年代に製造された高品質なドナーガラスを使用し、1980年代に初めて製造。 その1970年代の希少な光学系を、最新の機能を備えた堅牢なレンズハウジングに組み込み、大規模なプロダクションに対応するようにリニューアルしたもの。

Moviecam mountain showreel

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ARRI Rental

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次世代レンズデータシステムLDS-2に対応し、ハウジングはARRI Rentalの社内で製造。レンズ開発チームが光学部品やカスタマイズした経験をすべて取り入れているという。サイズとレンズリングの配置を均一にしており、他の最新のシネレンズシリーズと同じように迅速かつ容易に使用することができるとしている。

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