劇作家・平田オリザさんが語るアフターコロナの観光産業「独自性が大切」

劇作家の平田オリザさんが、新型コロナが収束した後の観光産業をテーマに高松市で対談し、オリジナリティーの大切さを語りました。

兵庫県立芸術文化観光専門職大学の学長でもある平田さんが高松市のせとうち観光専門職短期大学の青木義英学長と対談しました。

テーマは新型コロナが収束した後の観光産業についてで、観光地のあり方や人材育成などについて意見を交わしました。

平田さんは、「観光地や宿泊施設が独自性を高め、観光客にリピーターになってもらえるよう努力することが大切だ」と語りました。

(兵庫県立芸術文化観光専門職大学/平田オリザ 学長)
「行ったということに価値が生まれて、物語性が生まれて。帰ってくると『行ってきたよ、これ見てきたよ』ということを(観光客が)語りたがる」

平田さんは、他にも「人材育成を通じて観光産業の存在感を高めたい」などと述べました。

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