自称山口県の大スター・へずまりゅう氏政見放送で「当選すると思っちょう」

へずまりゅう氏(東スポWeb)

参院山口選挙区補選(24日投開票)の政見放送が13日、NHKで放送され、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」(NHK党)公認で立候補している元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅう氏(30)が、当選に自信を見せた。

へずま氏は冒頭で「去年、散々叩かれた。山口県知事が名指しで俺のことを言った。コロナでクラスターを起こした。本当に悪いと思っちょう。山口県のみなさん、ごめんなさい!」と頭を下げた。

出馬理由について謝罪と「若者に選挙に興味を持ってほしい」と2つの理由を挙げた。へずま氏自身も政治に興味がなかったが「昨年、捕まってどん底まで落ちた。そんなヤツでもこうやって出馬することができる。30歳になれば出馬することができるちゅうのを若者に教えたかった」と話した。続けて「だってこんなヤツがよ、(出馬している)北村(経夫)さん、河合(喜代)さんと肩並べちょるんよ。すごくない? ピラミッドの底辺の人間が頂点の人間と戦えるんよ、面白いよね」と熱弁。

へずま氏の座右の銘ともいえる「悪名は無名に勝る」という言葉を持ち出し「本当にその通り。河合さん、北村さん分かる? 分からんよね。オレってそういう面では知名度は抜群やと思っちょう」と不敵な笑みを見せた。

今後は山口全域を回る予定。「山口県民のみんなに見に来てほしい。一人一人と話したい。おかしいヤツと思っちょうかもしれんけど会ったらもしかしたらいいヤツになるかもしれんやん。会いに来てほしいし、おれのことをどう思っちょんか気になっちょう」と自身の評価が気になる様子。

若い世代からはサインや写真を頼まれることがあり「自分では山口県の大スターと思っちょう」と自己分析する。

しかし選挙権を持つ世代からの不人気も自覚している。「おれって40歳以上の人にすげぇ嫌われちょうけぇ不利なんじゃないかなぁと思っちょう。けどそれでも今回当選すると思っちょう」と話した。

「おれが去年してきたことは悪いことやと思う。でもね、おれは山口のことを愛しちょう。お前らのこと大好き。本当にこの県をよくしようと思っちょう。政策とかようわからん。わからんけどこれから頑張る。やから応援よろしく。よろしく!」と絶叫。最後は「NHKをぶっ壊~す!」と笑顔で締めくくった。

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