オリックスの〝ラオウ〟杉本が完封負け阻止の31号2ラン「なんとか一矢報いたいと思った」

9回に2ランを放った杉本(東スポWeb)

オリックス・杉本裕太郎外野手(30)が意地の一発だ。13日の天王山となったロッテ戦(京セラ)は相手先発の石川の前に打線が8回まで4安打無得点の大苦戦。しかし、完封負け目前の9回二死、紅林が安打で出塁すると、4番・杉本が逆方向の右翼席に31号2ランを放ち、屈辱負けを脱した。

試合は2―8と完敗でマジック点灯はならなかったが、杉本は「アウトコース低めに対してうまくバットのヘッドを返さずに打つことができた。こういった展開でしたが、なんとか一矢報いたいと思っていたし、これをなんとか明日につなげていきたい」と前を向いた。

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