非営利および営利組織のリーダーが、非公開市場全体でESG報告を合理化するために設計された新しいテクノロジー・プラットフォームのNovataを形成

  • フォード財団、S&Pグローバル、ハミルトン・レーン、オミダイア・ネットワークが、主要なゼネラル・パートナーと協力して非公開市場で包摂的な資本主義を推進
  • 新たに設立された公益法人が、非公開企業にESG測定、データ収集、ベンチマーキングのためのオープン・アーキテクチャーを含む総合的ソリューションを提供

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- Novataは本日、プライベート・エクイティ会社を含む非公開市場エコシステムに使いやすく効果的な環境・社会貢献・企業ガバナンス(ESG)の測定、データ収集、ベンチマーキングを提供するために構築された革新的な新しい公益法人およびテクノロジー・プラットフォームとして、事業を開始しました。フォード財団S&Pグローバル(NYSE:SPGI)ハミルトン・レーン(NASDAQ:HLNE)、オミダイア・ネットワークを含む比類のないコンソーシアムに支えられ、Novataは非公開市場がこれまで以上に一貫して適切なESGデータを報告できるように、独立した偏りのない柔軟なオープン・アーキテクチャー・プラットフォームを築きました。ゼネラル・パートナーとリミテッド・パートナーのニーズを直接考慮するNovataは、主要なESG手法に一貫して現れる10個の不可欠な指標を中心に構築された確認済みESG報告フレームワークを提供することができ、ESGの影響に関して明確な見通しをもたらす安全なテクノロジー・プラットフォームを提供することもできます。

Novataの最高経営責任者のアレックス・フリードマンは、次のように述べています。「世界の経済活動の多くが、非公開企業によって推進されています。包摂的な資本主義の理想を最終的に加速させるのは、非公開企業の環境的・社会的影響へのアプローチです。私たちのソリューションは、公開市場を悩ませているESGの断片化を解決するために、社会正義、財務データ、非公開市場の非営利組織および営利組織のリーダーの一群が初めて力を合わせた前例のないものです。」

Novataの最高インパクト責任者で手法責任者のロレーヌ・スプラッドリー・ウィルソンは、次のように述べています。「簡単で効果的な手法、安全なテクノロジーを活用したデータ・リポジトリ、偏りのないベンチマーキング・ツールにより、非公開企業は進化する投資家および社会の優先事項をこれまで以上に適切に満たし、予測できるようになります。」

Novataのソリューションは、3つの中核的要素で構成されています。

  • 主要な手法で一貫して利用されていて非公開企業が即座に活用できる指標を統合する合理化されたESG報告フレームワーク
  • 非公開企業がNovataのフレームワークやその他の広く用いられている手法に基づいて報告ができ、所有者やゼネラル・パートナーが企業データへのアクセスを制御できる安全な貢献型データベース
  • 同業の非公開企業と公開企業の両方に対する客観的なデータ主導のベンチマーキングと、非公開企業がデータから重要な洞察を収集し、投資家、規制当局、その他のステークホルダーに簡単に報告できるようサポートする報告ツール

プライベート・エクイティ会社が投資家のために社会的影響を効果的に定量化することにますます焦点を当てていることに示されるように、ESGへの関心は非公開市場で高まりつつあります。とはいえ、ESG測定は依然として非公開市場にとって困難であり、その大半がまだ持続可能性と社会的影響の定量化の初期段階にあります。Novataは、非公開企業から金融企業、サプライヤー、投資家まで、非公開市場のステークホルダーが、公開市場において影響の効果的で客観的な測定を特に困難にしている断片化を回避すると同時に、個々のESG経路において事業主やゼネラル・パートナーと接触する柔軟性も提供するミッション主導のテクノロジー・プラットフォームを開拓しています。

以下のコンソーシアム・メンバーおよび創立パートナーは、Novataの主要なアドバイザーを務め、非公開市場業界が成熟および拡大するにつれて、ソリューションが確実に進化を続けるようサポートします。

  • フォード財団のダレン・ウォーカー会長は、次のように述べています。「フォード財団では、より包摂的な形態の資本主義に向けた意義のある進歩を可能にするイニシアチブを支援することに取り組んでいます。Novataのソリューションは、投資家が目的、包摂性、持続可能性をより効果的に考慮し、資本をより適切に配分できるようにします。Novataのツールは、すべての人の役に立つ経済を築くために不可欠な部分になるでしょう。」
  • S&Pグローバルのダグ・ピーターソン最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「世界経済のネットゼロへの移行は、公開市場および非公開市場の両方での真に協調的で整合的なアプローチを通じて実現されます。S&Pグローバルは、Novataの創立を通じて、非公開市場のESGの透明性とベンチマーキングにおいて非常に必要とされている革新に投資することを誇りに思います。S&Pグローバルは、未来の市場に力をもたらします。非公開市場は、私たちが透明性と証拠を加えることに寄与し、ワークフローをサポートできる分野です。この投資は、非公開市場のESG開示をサポートする専用のソリューションと共にプライベート・エクイティ業界と協力する上での前進です。」
  • ハミルトン・レーンの副会長兼戦略的イニシアチブ責任者のエリック・ハーシュは、次のように述べています。「非公開市場の全体で、ESGは複雑な問題であり、一様な解決方法はなく、細やかな解決策が必要です。Novataは、ゼネラル・パートナーを含む非公開企業が、自らと投資家にとって最も意味のある指標に基づいてデータを収集および測定できるようにする中立的なソリューションです。ハミルトン・レーンでは、クラス最高のデータとテクノロジー・ソリューションが今後も非公開市場を前進させ続けると信じており、このような尊敬される経営チームと共にNovataを立ち上げることに期待を高めています。」
  • オミダイア・ネットワークのマイク・クブザンスキーCEOは、次のように述べています。「非公開企業とその投資家は、私たちの経済の中で成長しつつある部分であり、より包摂的で持続可能な資本主義に貢献する上で、重要な役割を果たします。Novataは、非公開企業、ゼネラル・パートナー、リミテッド・パートナーが人々や地球への影響をより適切に管理できるようにするソリューションを提供すると、私たちは信じています。」

ベータ版顧客は、年末までにNovataテクノロジー・プラットフォームにアクセスできるようになります。より広範なアクセスは、2022年初頭に提供される予定です。

Bridgepoint、Clearlake Capital Group、Kohlberg & Co、KPS Capital Partners、Lindsay Goldberg、Summa Equity、Thomas H. Lee Partners、The Vistria Groupを含むさまざまな大手プライベート・エクイティ会社が、Novataコンソーシアムのアドバイザーを務めます。さらに、いくつかのNovataのゼネラル・パートナー・アドバイザー(The Vistria Group、Clearlake Capital Group、Kohlberg & Co.)は、Novataを支援する投資を行っており、このような投資からの収益はすべて、非営利団体に寄付されます。

Clearlake Capital GroupおよびClearlake Impact Initiativeの共同創業者でマネジング・パートナーのホセ・E・フェリシアーノは、次のように述べています。「私たちは、ESG測定のより統合されたアプローチの重要なニーズと、プライベート・エクイティのスポンサー固有のニーズを満たすために作られたフレームワークや適切なツールがないために生じる課題を、実際に経験しました。私たちは責任投資の信条に力を注いでおり、非公開市場は大きな投資収益を生み出すだけでなく、社会とその未来にプラスの影響をもたらすためにも、ESG実績を今以上に適切に管理および追跡する責任があると考えています。」

Novataはまた、ESGがリミテッド・パートナーにとってますます重要な焦点となりつつあることから、さまざまなリミテッド・パートナーと協力してソリューションを設計しています。

ニューヨーク市会計監査役のスコット・M・ストリンガーは、次のように述べています。「プライベート・エクイティ資産は、市場と世界経済の中で急速に成長している部分であり、過去10年間だけで150%以上増加しました。プライベート・エクイティ投資家は、気候変動や多様性から、労働者の移行や事業説明責任まで、正確で重要かつ的確なESGデータへの信頼できるアクセスを必要としています。これらはすべて、私たちの年金受給者に対して長期的な価値を創り出す真に包摂的な資本主義の不可欠な構成要素です。」

Novataの詳細については、ウェブサイトをご覧ください。ウェブサイト上で、非公開企業やゼネラル・パートナーは、Novataの初期の顧客になることへの関心を表明することができます。また、こちらから立ち上げビデオをご覧ください。リンクトインでNovataをフォローし、当社の最新ニュースや見解をご覧ください。

Novataについて

Novataは、適切な報告指標や、情報を保存するための貢献型データベース、リミテッド・パートナーや規制当局などの主要ステークホルダーに向けた分析および報告のためのツールを提供することにより、プライベート・エクイティ会社と非公開企業がESGの環境に対応するサポートをするために設立された公益法人です。Novataは、より持続可能で包摂的な形態の資本主義の実現に向けて非公開市場に力を与えるために創立され、非公開市場がESG基準の断片化を回避するサポートをすることを目的としています。Novataは、フォード財団、S&Pグローバル、ハミルトン・レーン、オミダイア・ネットワークとの提携の下で、共同創立者や社外会長から追加の資金提供を受けて設立され、ミッション主導の組織とその従業員が過半数を支配しています。詳細情報については、https://www.novata.com/をご覧ください。

フォード財団について

フォード財団は、独立した非営利の助成金提供組織です。85年以上にわたり、フォード財団は民主主義の価値を強化し、貧困と不公正を減らし、国際連携を促進し、人類の業績を発展させるという使命に導かれ、世界中の社会変革の最前線に立つ勇気ある人々と協働してきました。ニューヨークに本部を置く当財団は、中南米、アフリカ、中東、アジアにオフィスを構えています。

S&Pグローバルについて

S&Pグローバル(NYSE:SPGI)は、世界的な資本および商品市場における信用格付け、ベンチマーク、分析を提供する世界有数の企業であり、ESGソリューション、ディープデータ、重要なビジネス要因に関する洞察をもたらしています。私たちは160年以上にわたり、機会を解き放ち、成長を促進し、進歩を加速する重要な情報を提供してきました。当社の部門には、S&Pグローバル・レーティング、S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス、S&Pグローバル・プラッツが含まれます。詳細情報については、www.spglobal.comをご覧ください。

ハミルトン・レーンについて

ハミルトン・レーン(NASDAQ:HLNE)は、大手非公開市場投資運用会社であり、世界の高度な投資家に革新的ソリューションを提供しています。30年にわたり非公開市場の投資に特化してきたハミルトン・レーンは、現在、約475人の専門家を擁し、北米、欧州、アジア太平洋、中東の各地域のオフィスで活動しています。ハミルトン・レーンは2021年6月30日現在、920億ドルの一任運用資産と、6650億ドルの助言資産で構成される7570億ドルの運用・監督資産を有しています。ハミルトン・レーンは、非公開市場のあらゆる戦略、セクター、地域へのアクセスを顧客に提供する柔軟な投資プログラムの構築を専門としています。詳細情報については、www.hamiltonlane.comをご覧ください。また、リンクトイン(https://www.linkedin.com/company/hamilton-lane/)でハミルトン・レーンをフォローしてください。

オミダイア・ネットワークについて

慈善家のパム・オミダイアとピエール・オミダイアによって設立されたオミダイア・ネットワークは、2004年以降、革新的な営利企業と非営利組織に10億ドル以上を投じてきた社会変革ベンチャーです。オミダイア・ネットワークは、重要なシステムとそれを支配するアイデアを再考し、個人が成功するための社会的、経済的、民主的な力を持つ、より包摂的で公平な社会を構築することに取り組んでいます。

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