松田聖子が監督デビュー 「フォークロア2:あの風が吹いた日」予告編公開 東京国際映画祭で上映

10月30日より開催される第34回東京国際映画祭で上映される、松田聖子の初監督作品「フォークロア2:あの風が吹いた日」の、予告編が公開された。

「フォークロア」は、シンガポールのエリック・クー監督が製作総指揮を担当する、HBOアジアのホラーアンソロジーシリーズ。シーズン1では、日本・韓国・インドネシア・マレーシア・シンガポール・タイの6カ国の気鋭監督が、古くから伝わる伝承を基に、文化や社会問題をひも解いた作品が作られ、日本からは主演として北村一輝、監督として齊藤工が参加していた。シーズン2では、タイ、台湾、フィリピン、インドネシア、シンガポール、マレーシア、日本の監督が作品を制作。松田聖子が「あの風が吹いた日」を担当し、監督デビューを果たした。

「あの風が吹いた日」は、高校生のミカと、ミカが憧れる歌手KENを描いた作品。KENのコンサートに行くためアルバイトに励んでいるミカ。ある日、ミカは公園でギターを弾きながら作曲しているひとりの男と出会う。アドバイスを求められたミカは、その男がKENであることに気づく。ファンタジックなラブストーリー風の作品となっている。森崎ウィンがKEN役を、高橋春織がミカ役を演じるほか、モト冬樹、木村多江などが出演している。

「あの風が吹いた日」は、本年度から新たに新設された「TIFFシリーズ」部門で、シンガポールのニコール・ミドリ・ウッドフォード監督作「お出かけ」とともに、11月4日に上映される。

【作品情報】
フォークロア2:あの風が吹いた日
©HBOSPPL

© 合同会社シングルライン