【MLB】大谷翔平、10年340億円で超大型契約? 番記者が2年後の“未来”をガチ予想

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大リーグ公式サイトのエンゼルス番ボリンジャー記者「健康でいられるかが大事、チームにとっても難しい」

エンゼルスの大谷翔平投手は今季、投打の二刀流選手として9勝&46本塁打とMVP級の活躍を見せた。Full-Count編集部では大リーグ公式サイトのエンゼルス番レット・ボリンジャー記者を直撃。今季の活躍を振り返ると同時に来季への期待、さらには大谷の契約年数や金額についても聞いた。

ボリンジャー記者は2019年からエンゼルスを担当している。大谷のシーズン終盤の“勝ちたい”発言には「少し驚いた」というが、どこか納得のいくことだったという。

「ショウヘイは普段そんなことは言わないからね。いつも控えめな方だから。でも同時に理解できることだよ。もちろん勝ちたいだろうし、選手は誰だって勝ちたいものだ。今のところ、エンゼルスに来てからの4年間で1度もチームが勝ち越した年がないのだから。自分の将来について決める時が来る前にエンゼルスに勝てるチームになってほしいと願うのは当然のことだと思う」

「ショウヘイにはまだ時間がある。エンゼルスでの期間があと2年残っている。しかし、彼は勝ちたがっている。私はそれを責めないよ。彼は普段そんなことは言わないから少し驚いたけど、理解できることだし、エンゼルスにとって、このオフシーズンいい選手と契約することが重要だと彼は示したんだ」

大谷は来季が2年契約2年目。FAとなるのは2023年オフだ。仮にエンゼルスと契約延長することなく、FA市場に出れば……。果たして何年何億ドルの契約をつかむのか、をエンゼルス番記者にズバリ予想してもらった。

2023年オフにFAに「2年間怪我なくFAに突入したら非常に大きな契約になる」

「ショウヘイはあと2年怪我をせずに繰り返す必要がある。今年のような活躍をあと2年できたとすれば、8~10年、2~3億ドル(約227億~340億円)の契約を得られる可能性もある。健康でいられるかどうかが大事だ。ただ、この契約はチームにとっても難しいことだ。契約期間中ずっと二刀流選手でいるか分からないからね。野手に専念することになる時期があるかもしれない。怪我をするかもしれない。将来を予想するのは難しいが、2年間怪我なくFAに突入したら、非常に大きな契約になると思っているよ」

今季のMVP最有力候補に挙がっている。ボリンジャー記者は「ショウヘイはMVPに選ばれると思う。受賞しなかったら驚くよ。満票を得るかどうかは分からないけど、100%受賞すると思っている」と太鼓判を押した。来季への期待も大きい。

「(今年の活躍を)またできると思うよ。非常に難しいことだが、才能を持っているし、何が必要か、シーズンに向けてオフをどのように過ごせばいいか今は分かっているからね。健康を維持して、手にボールが当たったり、マメができたりといったちょっとしたことが起こらなければ、今年よりいい年になるかもね」

「トラウトやレンドンが帰ってきてフルメンバーになれば、もっと打点や得点を挙げられるかもしれない。クレイジーなことだと思うが、まだ良くなれると思うよ。怪我をしないかどうかが全てだね。またできると思うよ」

二刀流・大谷が来季はどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。エンゼルス番記者も来季開幕が待ちきれないようだった。(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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