1本の木からバナナ173本!「こんなに多いと近所に配っても余るかも…」

 【那覇】那覇市小禄に住む渡久地政忠さん(86)が自宅横で育てるバナナが多くの実を付け、道行く人の目を楽しませている。昨年5月に植えたバナナが、現在高さ約6メートルにまで成長。1本の木に173本の実を付けている。

 台風時は防風対策も欠かさない。足場を組んでバナナの木を網でぐるっと囲うなど、大切に成長を見守ってきた。化学肥料は使わず、家庭から出る生ごみから作った肥料をやり、すくすくと育った。

 毎朝バナナの様子を確認するのが日課という渡久地さんは「熟すのがとても楽しみ。こんなに数が多いと、家族や親戚、近所の人に配っても余るかもしれないね」と声を弾ませた。

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