マジョルカ指揮官が久保の回復状態語る 11月の代表活動に影響か

早期復帰が望まれる久保建英

来月の代表活動にも影響か――。スペイン1部マジョルカのルイス・ガルシア監督が、右ヒザを負傷している日本代表MF久保建英(20)について言及した。

久保は9月22日のレアル・マドリード戦で負傷し、今月の代表活動に参加できなった。そんな中、スペイン紙「スポルト」によると、ガルシア監督は負傷離脱中の久保とスペイン人DFアントニオ・ライロの回復が予想より遅れていることを明かした。

「すべてが思ったよりもゆっくりと進んでおり、まだ待たなければならない。DFアレクサンダー・セドラルは回復に向かっており、来週に間に合う可能性があるが、ライロとタケはもっと時間がかかる」

その上で16日のレアル・ソシエダード戦と23日のバレンシア戦での復帰は否定。その後の見通しについては語っていないが、長引く度合いが深刻なら11月のカタールW杯アジア最終予選にも間に合うかどうかわからない。すでに最終予選2敗を喫している日本は、ともにアウェー開催のベトナム戦(11月11日)、オマーン戦(同16日)で勝利が求められる。久保不在は痛手だけに、できる限りの早期復帰を祈るばかりだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社