【バスケットボール(男子)】リードした立ち上がり 徐々に詰められ惜敗/リーグ戦第2節vs玉川大

第1節で課題に挙げていた「立ち上がり」のプレーに対し、玉川大戦では好調なスタートダッシュを果たした慶大。しかし、中盤からは小さなミスによるターンオーバーが目立ち始め、加えて相手のエースの勢いに押されて1シュート差、71-73で惜敗した。

2部昇格が目標となる今シーズン。スローガン「共律」のもと、長丁場となるリーグ戦を全員バスケで戦い抜いてほしい。

※関東大学バスケットボール連盟の定める新型コロナウイルス感染症拡大防止策として、今大会における3部リーグの対面取材は禁止となっております。そのため、スコアと選手インタビューのみの掲載となります。何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。

(写真の提供元はすべて©BOJです。)

第97回関東大学バスケットボールリーグ戦
1	Q	2	Q	3	Q	4	Q	合計
慶大	17	19	17	18	71
玉川大	8	25	17	23	73
◆	慶大スターティングメンバ	―	◆
#7 水谷祐葵(環3・四日市工業)
#8 蛇谷幸紀(環3・近大付属)
#9 山下卓馬(政3・静岡城北)
#11 山本康瑛(政2・長崎西)
#12 熊野俊介(理2・湘南)

蛇谷幸紀(環3・近大付属)

――玉川大戦を振り返って

非常に悔しい試合でした。試合の立ち上がりから調子が良く波に乗れていましたが、その波を後半まで活かしきれず最後の最後で競り負けてしまいました。1つのミスを無くせば勝てたかもしれないと思うと悔しく思います。

――1Qから2Qの追い上げについて

得点が取れていた1Qとは違い、2Qは思うように得点が取れていなかった時間帯があり、そういう時は割り切ってディフェンスに重きを置いてプレーをすると決めていたのですが、相手のエースを止めることができず得点を重ねられてしまったのが原因です。

――今回の試合から見つかった課題

いかなる時でもいつも練習でやっているバスケを貫く必要があると思いました。相手のプレッシャーが強い時、自分たちのメンバーが変わった時にいつもと違うプレーをしてミスをしてしまっていたので、そこを修正し、自分たちが今まで練習してきたプレーを信じて貫くことが課題ですね。

――次戦に向けて

2部昇格に向けてもう一敗も落とす事はできない中で、次戦は高さがあり3部の中でも強い帝京平成大との試合です。今回の敗戦を糧にして、各々役割に徹し、必ず勝ちたいと思います。

熊野俊介(理2・湘南)

――今回の試合を振り返って

自分たちのひとつひとつのプレーの甘さが露呈した試合だったと思います。シュートひとつ、パスひとつにしろ、自分たちが今までやってきたことに忠実にプレーできれば勝てた試合でした。今後の試合も、今回のような接戦になることは予想され、小さなミスが命取りになってくるので、試合後に後悔のないようにひとつひとつのプレーの質を上げていきたいです。

――シュートの確率が高かったご自身のプレーについて

全体的に思い切りよく打てたと思います。特に2ポイントシュートに関しては、全て決めきるようにと夏から打ち込んできました。まだまだ決められる部分はありましたが、少しは練習の成果が出たと思います。3ポイントに関しても、前が空いたら躊躇せず打とうと思っていたので、決められて良かったです。

――次の試合に向けて

今後の9試合は本当に負けられないので、残りの試合全勝して2部に昇格できるよう、次の試合に勝利してチームを勢いづけたいです。そのためにも自分たちのできる万全の準備をして試合を迎えたいと思います。

髙島孝太郎(総1・近大付属)

――今回の試合を振り返って

チームにとって最初の山場となる試合を落としまって非常に悔しいです。個人的には要所要所で大切なシュートを決め切ることができず、後半にかけてディフェンスのプレッシャーが強くなり、ターンオーバーが増えてしまいました。怪我人などもいて、チーム状態が万全ではありませんでしたが、それでも勝ち切りたかったです。

――プレー時間が長い中、守備面で意識したことは

2点差という僅差での負けで、リバウンドやパス、シュートの一つのミスが命取りになることを改めて実感しました。

なので、次の試合で守備面では特に、自分の仕事であるリバウンドをきちんとこなすことを目標にしたいです。

――次に向けて

今回の負けがきっかけで、チームがさらにもう一段階強くなったと胸を張って言えることができるように日々の練習から取り組み、次の試合に繋げていきたいです。

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