恐竜フレーム切手を販売 長崎市博物館 開館記念 日本郵便九州支社

田上市長(手前)に長崎市恐竜博物館の開館記念フレーム切手を贈呈した新納本部長=同市役所

 日本郵便九州支社(熊本市)は13日、長崎市恐竜博物館(同市野母町)の今月開館を記念し、長崎ゆかりの恐竜などをあしらったオリジナルフレーム切手の販売を始めた。
 同館は29日オープン。長崎で発掘された恐竜の化石や全身骨格標本レプリカなど約180点を展示する。フレーム切手は84円切手10枚組み。1枚ずつに、長崎で化石が発掘されたティラノサウルス科大型種やハドロサウルス類のイメージ図、同種の歯の化石写真などをデザインしている。
 同支社の新納賢悟・長崎県本部長らが13日、同市役所で田上富久市長にフレーム切手を贈呈。新納本部長は「切手を通じて、長崎の新たな魅力を県内外に発信したい」とあいさつ。田上市長は「デザインも工夫されていて、ヒットするのでは」と期待を語った。
 フレーム切手は1シート1400円。計1800シートを長崎、諫早、雲仙、西海、島原、南島原、時津、長与8市町の全郵便局と、オープン後の同館で販売。日本郵便のウェブサイトでも15日から200シートを売り出す。

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