アトレティコ・マドリーの監督を務めているディエゴ・シメオネ氏は、今夏リオネル・メッシを獲得できるという希望を「3時間だけ」持っていたという。
サラリーキャップ制のためにバルセロナで選手としての登録ができなかったメッシは、退団が発表された数日後にパリ・サンジェルマンへ移籍した。
しかしその間、シメオネ監督はメッシの盟友であるルイス・スアレスに電話をかけて「彼はどうなの?」と聞いていたそうだ。
『Ole』のインタビューで、シメオネ監督は以下のように話したという。
ディエゴ・シメオネ
「レオがアトレティコ・マドリーに来ることを夢見ていたよ。ただ、パリ・サンジェルマンが熱心だったのでわずか3時間のみの希望だったがね。
バルセロナで起こっていることが広められたとき、ルイス・スアレスに電話したよ。敬意を評して、直接レオには連絡しなかったがね。
『ルイス、聞いてくれ。レオはどうだ?彼はここに来たいと思うか?可能性は少しでもあるか?』とね。
希望はすぐに打ち砕かれることになったがね。
彼はいつもバルセロナにいて、私はアトレティコ・マドリーにいた。一緒に働くことは不可能だった。そしてアルゼンチン代表でも、私がもういなくなってから彼が現れたんだ」