バルセロナのMFペドリに巨額違約金設定がメッシ超え な、な、なんと約1310億円!

バルサの至宝、ペドリ(ロイター)

スペイン1部バルセロナの同国代表MFペドリ(18)が、超巨額違約金を設定して2026年6月まで契約を延長する見通しとなった。

同国紙「マルカ」は、違約金4億ユーロ(約524憶円)となっている来年6月までの現行契約を4年延長した新契約の正式発表が間近となっている中、ペドリの違約金は10億ユーロ(約1310億円)になると伝えた。

過去も含めてバルセロナ所属選手では、FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)の7億ユーロ(約920億円)、FWアントワヌ・グリーズマン(アトレチコ・マドリード)の8億ユーロ(1048億円)を上回るクラブ史上最高額だ。スペイン1部クラブでの〝10億ユーロ選手〟は、レアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマとMFフェデリコ・バルベルデだけだという。

ペドリは17歳だった昨夏にバルセロナ入りすると、すぐさまポジションをつかみ、シーズン後はスペイン代表として欧州選手権、東京五輪に出場するなどフル回転。今回の巨額設定は、そんな逸材を他クラブへ売却する意思がないということだろう。

さらにバルセロナは新10番のFWアンス・ファティ(18)、MFガビ(17)ら若手有望株との契約延長も進めていく。今季は苦しい出だしとなったが、クラブの財政状況が厳しい中、逸材を中心にチームを立て直していきたいようだ。

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