多くの歴史遺跡を持つ「古都」 鎌倉市長選は新人2名と現職の争い!

10月10日に告示された鎌倉市長選には、新人の兵藤沙羅(ひょうどう・さら)氏(46)、現職の松尾崇(まつお・たかし)氏(48)、新人の中澤克之(なかざわ・かつゆき)氏(55)の無所属3名が立候補しました。投開票は10月17日に行われます。

今回は松尾市政の是非、市役所本庁舎の移転の是非、JR東海道線の大船駅と藤沢駅の間に計画されている新駅設置の是非、新型コロナウイルスへの対応などが争点と考えられます。

大型事業推進から「暮らしを優先する」市政へ転換したい

兵藤氏は千葉県松戸市生まれ、アメリカフロリダ州ドクターフィリップスハイスクール卒業。帰国後に鎌倉市に移住しました。2015年に由比ヶ浜のショッピングモール建設計画の見直しを求める市民団体「THINK YUIGAHAMA」を立ち上げ、事務局長に就任しました。2019年から由比ガ浜西自治会長を務めています。

兵藤氏は以下の政策を掲げました。

深沢のまちづくりと市役所の跡地活用で未来を切り拓きたい

松尾氏は鎌倉市生まれ、日本大学卒業。日本通運株式会社社員を経て、2001年から鎌倉市議を2期連続で、神奈川県議を1期務めました。2009年の鎌倉市長選に初当選、以降3期連続当選。今回は4期目への挑戦となります。

松尾氏は以下の政策を掲げました。

市役所移転、新駅大型開発よりも、コロナ対策を最優先し財政出動を

中澤氏は群馬県出身、東京電機大学理工学部情報科学科卒業。2009年の鎌倉市議選に初当選、2013年に再選。2017年は落選しましたが、今年4月に返り咲き当選し3期目を務めていました。第62代鎌倉市議会議長を歴任しました。

中澤氏は以下の政策を掲げました。

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