Berry Oncologyが複数のがんの早期発見に関する最新の研究成果を発表

Berry Oncology

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【上海2021年10月13日PR Newswire=共同通信JBN】
*中国の腫瘍ゲノム検査会社のトップが複数の高リスクがんの早期発見に関する最新の研究成果を紹介

10月11日から14日まで開催された第1回International Biopharma Industry Week in Shanghai(IBIWS)に招待された中国の腫瘍ゲノム検査会社Berry OncologyのJun Zhou最高経営責任者(CEO)は、サブフォーラム「2021 Future Healthcare Industry Summit(2021 未来のヘルスケア産業サミット)」で待望の基調講演を行い、複数のがんの早期発見に関する最新の研究成果を発表した。

本研究の成果が優れているのは早期患者の発見率が高いことで、検出感度はステージI、IIのサンプル全体で73%、ステージIはサンプルの69.6%、ステージIIはサンプルの92.9%で、国際的な大手同業他社のデータモデルを大幅に上回った。

Berry Oncologyが開発したプラットフォームベースの液体生検技術、HIFI法により、1回の検査で肝臓、肺、胃、大腸、食道、膵臓の中国の6つの主要な高リスクがんを早期に発見でき、全体の感度は87.6%、特異度は99.1%、全体的な原発組織(TOO)精度は陽性がんの82%で、検査成績は最新の国際レベルにまで上がった。

Jun Zhou氏は「Berry Oncologyは、この複数のがんの早期発見研究で、罹患率と死亡率の点で中国最大の脅威となっている肺がんと消化器がんを突破口に選んだ。製品設計の当初から、中国人の腫瘍形成特性と、どのがんの早期発見ソリューションが最も緊急に必要とされているかをとりわけ考慮した」と語った。

特に、最も治療が難しく悪性度の高いがんの1つである膵臓がんの検出では、感度と特異度が90%超、曲線下面積(AUC)は0.975で、Berry Oncologyの早期発見技術の並外れた成績があらためて示された。

がんの早期発見に最も早くから取り組んできた中国企業の1社であるBerry Oncologyは、自社開発のHIFI法を肝臓がん、肺がんの早期発見に適用した最初の企業である。Berry Oncologyは、中国臨床腫瘍学会(CSCO)2021で肺がんの早期発見に関するパイロット研究の結果を発表。同研究では、中国人患者の特性により一致するサンプル群において、HIFI技術がAUC 0.912の有効性を示し、ステージIの肺がんの80.9%、肺腺がんの89.2%を検出した。

Berry Oncologyを参照。

ソース:Berry Oncology

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