北アルプスのふもと、豊かな自然をどう保存?安曇野市長選は新人3名の争い!

10月10日に告示された安曇野市長選には、荒井久登(あらい・ひさと)氏(43)、古幡開太郎(ふるはた・かいたろう)氏(70)、太田寛(おおた・ゆたか)氏(65)の無所属新人の3名が立候補しました。投開票は10月17日に行われます。

3期12年務めた現職の宮澤宗弘氏が引退し、新人3名の争いとなった今回は北アルプスのふもとに広がる田園風景や豊かな自然の保存・活用法、地域活性化策などが争点と考えられます。

ひとりひとりの生活に気配りする市政を実現し、安曇野の交流を活発に

荒井氏は長野県大町市生まれ、専修大学法学部法律学科卒業、信州大学経済学部大学院地域社会イニシアティブコース中退。大町商工会議所勤務、民主党衆議院議員下条みつ事務所私設秘書、自民党むたい俊介事務所私設秘書、日東光学株式会社社員、農業と派遣契約・パートタイム勤務を経て、市民オンブズマン「信州義民の会」を設立し事務局長に就任しました。今年1月に地域政党「信州義民の会」を設立、幹事長に就任しました。

荒井氏は以下の政策を掲げました。

力強い安曇野市をつくり、「住みよいまち日本一」を実現したい

古幡氏は長野県旧 穂高町(現 安曇野市)生まれ、金沢大学理学部生物学科卒業。日本レダリー株式会社社員、キッセイ薬品工業株式会社社員を経て、創造学園大学附属高等学校(現 松本国際高校)の副校長に就任、理科・環境福祉・英語教諭も兼務しました。創造学園大学附属高等学校を退職後、医療法人抱生会丸の内病院事務部長、安曇野市教育委員長を歴任。まるのうち保育所、病児保育所わかば、なぎさ認定こども園を同時設立し、学校法人横内学園の理事に就任しました。2020年に有限会社大王(大王わさび農場)に入社し相談役、総務部部長を経て、今年から株式会社大王総務部部長を務めています。安曇野市長選は2005年、2009年、2013年に続き4度目となります。

古幡氏は以下の政策を掲げました。

長野県職員・副知事の経験とご縁を活かし、新しい安曇野に

太田氏は長野県旧 堀金村(現 安曇野市)生まれ、京都大学法学部卒業。長野県に入庁し、長野県ロサンゼルス駐在員、財団法人長野オリンピック冬季競技大会組織委員会(NAOC)広報部広報第一課長兼大会運営本部広報センター責任者、長野県雇用対策室長、環境自然保護課長、生活環境部長、企画局長、木曽地方事務所長、建設部参事兼建設政策課長、商工労働部長、総務部長、長野県副知事を歴任しました。

太田氏は以下の政策を掲げました。

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